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やなせたかしの妻は幼馴染ではなく再婚!のぶの素顔とドラマとの違いを解説!

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2025年のNHK朝ドラ『あんぱん』では、やなせたかしさんをモデルとした主人公と、その妻との心あたたまる物語が描かれていますね。

朝ドラでは嵩の「幼馴染」だったのぶ。ヤムおじさんとの出会いから実家は「パン屋」営むことになり「教師を目指す」といった設定で描かれる妻ですが、実際のやなせたかしさんの妻・のぶさんは、どんな人物だったのでしょうか?

この記事では、ドラマとの違いに注目しながら、やなせたかしさんの妻・小松 暢さんの素顔をご紹介していきます。

 

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やなせたかしの妻はどんな人?

朝ドラ『あんぱん』で描かれるヒロイン像と、実在した“のぶさん”こと小松暢(こまつ のぶ)さん。

ドラマの中では「パン屋の娘」や「教師を目指す」設定として描かれていますが、本当はどんな人だったのでしょう?

 

幼馴染ではなく再婚だった!出会いの背景とは?

朝ドラでは、嵩とのぶが幼馴染として描かれていますが、史実のやなせたかしさんとのぶさんは、実は違います。

二人が出会ったのは、戦後まもなくのこと。子どもの頃からの知り合いではなく、大人になってから出会った関係です。

出会いのきっかけは、高知新聞社での仕事。のぶさんは、戦後初の女性記者の一人として、社会で大きな一歩を踏み出していました。

 

実は、のぶさんは旧制阿部野高等女学校を卒業後、上京し、日本郵船に勤務する高知出身の小松総一郎と結婚しました。​その後、夫の死別を経て高知新聞社に入社し、『月刊高知』の編集者として働いていた際に、やなせたかしさんと出会いました。

やなせたかしさんとは再婚だったのですね

やなせたかしの妻・のぶの本名と経歴

のぶさんの本名は、小松暢(こまつ のぶ)さん。

大阪市で生まれ育ち、旧制阿部野高等女学校を卒業したのち、社会人としてのキャリアを歩み始めました。彼女の人生は、当時の女性にとっては珍しく、仕事を持ち、社会の中で活躍する道を選んだ“先進的な女性”だったのです。

のぶの出身地と生い立ちー兄弟や姉妹は?

のぶさんは大阪市出身。お父さんは高知県安芸市の出身で、大手の鈴木商店に勤めていました。

ドラマではパン屋の娘として描かれていますが、実際にはそうした記録はなく、ごく一般的な家庭で育ったようです。

また、のぶさんの母親や兄弟姉妹についての詳しい記録はほとんど残されていません。​ただし、戦前の家庭環境を考えると、複数の兄弟姉妹がいた可能性は高いと推察されます。​

そんなのぶさんは、子どもの頃からとにかくパワフル!あだ名はなんと――「ハチキンおのぶ」「韋駄天おのぶ」だったそう。

“ハチキン”は、高知の方言で「男勝りでしっかり者の女性」のこと。“韋駄天”は、足が速くてパワフルなイメージ。

まさに、走って跳んで、誰にも負けない元気な子だったのですね。

 

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やなせたかしの妻・のぶは、ドキンちゃんのモデル?

『アンパンマン』に登場する人気キャラクター、ドキンちゃん。彼女のモデルが、やなせたかしさんの妻・小松暢(のぶ)さんであることをご存知でしょうか。

脚本家の中園ミホ氏は、NHK連続テレビ小説『あんぱん』の発表時に、「彼女は、あの『アンパンマン』に登場する『ドキンちゃん』のモデルと言われています」と明かしています。

ドキンちゃんは、好奇心旺盛で「おなかがすいた~!」が口癖のチャーミングなキャラクター。この性格は、暢さんの明るく元気な人柄を反映しているとされています。

ドキンちゃんの性格と暢さんの共通点

やなせたかしさんは、著書『アンパンマン伝説』の中で、

「ドキンちゃんはなぜか僕の母の面影があり、性格は妻に似ている」

と語っています。

また、暢さんは「ハチキンおのぶ」「韋駄天おのぶ」と呼ばれるほどの行動力と快活さを持ち合わせており、ドキンちゃんの元気で自由奔放な性格と重なる部分がありますよね。

ドラマ『あんぱん』での描写

朝ドラ『あんぱん』では、ヒロイン・朝田のぶがドキンちゃんをイメージして描かれています。衣装の色もオレンジを基調としており、ドキンちゃんのイメージカラーと一致しています。

また、のぶの妹たちも、それぞれ『アンパンマン』のキャラクターをイメージしており、次女・蘭子はロールパンナちゃん、三女・メイコはメロンパンナちゃんを連想させる衣装を着用しています。

ドキンちゃんのキャラクターには、暢さんの性格や人柄が色濃く反映されているということ。

ドラマ『あんぱん』を通じて、暢さんの魅力を再発見し、ドキンちゃんの新たな一面が感じられるかもしれませんね!

 

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やなせたかしを支え続けた妻

さて、史実ののぶさんにまた戻ってみましょう。

やなせたかしさんの妻のぶさんは、表には出ない存在でしたが、やなせさんの創作活動を陰で支え続けた“影の伴走者”でした。二人の深い信頼と絆がわかるエピソードをいくつかご紹介します。

人生を支える“すべて”を任せられる存在

やなせたかしさんは、自身のエッセイ『やなせたかしの生涯 アンパンマンとぼく』の中で、妻・のぶさんへの深い感謝をこう語っています。

「ぼくは自分の仕事以外は、全部カミさんに頼っていた。散髪も時にカミさんにしてもらった。ぼくが病気になると、自分の髪をばっさりショートカットにして、全力で看病してくれた。実にたよりがいがある。」

創作に集中するため、生活のすべてをのぶさんに託していたやなせさん。表舞台には出ないけれど、彼女の存在があったからこそ、あの名作たちが生まれたのです。

覚悟のひと言

やなせさんが漫画家として独立することを決めたとき、周囲は心配しました。生活はどうするのか、安定を捨てて大丈夫なのか……。

そんなとき、妻・のぶさんが放った一言がとにかくカッコいい。

「いざとなったら、私が食べさせてあげる。」

仕事に対する理解と、人生を共にする覚悟。この言葉が、やなせさんの背中を大きく押したことは間違いありません。

亡くなった後も、そばにいたい

のぶさんの死後、やなせさんは深い思いを込めて、二人のお墓を故郷・高知県香美市の「やなせたかし朴ノ木公園」に建てました。遺骨は東京と高知の両方に分けて納められました。

「すぐに会いに行けるようにしたい。」

そんな想いが込められていたそうです。人生を支えてくれた人への、静かで揺るぎない愛情が伝わってきます。


のぶさんは、まさに“影の伴走者”。

決して目立つわけではないけれど、妻・のぶさんの支えがあったからこそ、やなせたかしさんは「愛と勇気」の物語を世に送り出せたのですね。

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朝ドラ「あんぱん」で描かれる妻・のぶ

実際のやなせたかしさんの妻のぶさんの生い立ちなどは、朝ドラ・あんぱんとはちょっと違っていますが、本質的な性格などは忠実に描かれていそうですね。

朝ドラ『あんぱん』で描かれる“朝田のぶ”は、きっとただのヒロインではありません。

時代の中で声をあげ、夫を信じて支え、自分の道を貫いた強さと優しさをあわせ持つ女性。

モデルとなった小松暢さんがそうであったように、彼女の生き様は、画面越しでも私たちの心にしっかりと届くはずです。

「女性が前に出ることがまだ少なかった時代に、自分の信念を持って歩んだ人って、こんなにもカッコいいんだ」

──そう思わせてくれるような、芯のあるヒロインとして描かれることを、心から期待しています。

朝ドラ『あんぱん』の中で、のぶさんがどんな言葉を発し、どんな表情で“支えることの美しさ”を見せてくれるのか――楽しみが続きますね!

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