朝ドラ『風、薫る』第17週のあらすじを、各話ごとにまとめました。
放送は7月20日(月)から7月24日(金)までの5日間です。
※この記事にはネタバレがありますのでご注意ください。
朝ドラ|風、薫るのネタバレとあらすじ第17週

第17週では、直美がふとした出来事をきっかけに、自分の生い立ちへの問いを深めていきます。
そして、直美の様子の変化に気づいた環が、遠く新潟で暮らす母・りんへと手紙を書き始めます。
風、薫る 第81話のあらすじ|7月20日(月)放送
ある日、直美はふと文の持ち物に目をとめました。
文が大切にしている髪飾りの柄が、自分がずっとお守りとして持ち続けてきた髪飾りと、まったく同じ柄だったのです。
偶然かもしれない、と思いながらも、その一致が頭から離れません。
直美は自分の記憶をたどりながら、その髪飾りをどこで手に入れたのかを思い返します。
しかし、手がかりになるものは何も出てきませんでした。
風、薫る 第82話のあらすじ|7月21日(火)放送
直美の中に、ある考えが浮かびあがります。
「もしかして、文さんが私の実の母親なのではないか」
という疑念でした。
根拠といえば、髪飾りの柄が同じだということだけです。
それでも一度そう思ってしまうと、文の立ち居振る舞いや、自分への関わり方が、これまでとは違う目に映るようになります。
直美は一人で思い悩み、誰にも話せないまま日々を送ります。
風、薫る 第83話のあらすじ|7月22日(水)放送
直美がここ数日、ふさぎ込んでいることに、環は早くから気づいていました。
「どうしたの?」と声をかけても、直美はうまく言葉が出てきません。
放っておけない環は、直美のそばにいながら、何か力になれることはないかと考え続けます。
直美が抱えているものの大きさに、環は少しずつ気づいていきます。
風、薫る 第84話のあらすじ|7月23日(木)放送
直美を前にして、環は自分にできることの限界を感じます。
寄り添いたいという気持ちはあっても、直美の痛みの中心にある「生みの親」への問いは、環にはどうしても答えられないものでした。
そのとき、環の頭に浮かんだのは、遠く新潟で暮らす母・りんのことでした。
りんなら何か知っているかもしれない。
あるいは、直美の力になれる言葉を持っているかもしれない。
そう思った環は、りんへ手紙を書くことを決めます。
風、薫る 第85話のあらすじ|7月24日(金)放送
環は白い便箋に向かいます。
りんへ宛てた手紙には、直美のこと、髪飾りのこと、直美が今抱えている思いのことを、ていねいに書き綴りました。
書き終えながら、環は改めて、母がいてくれることのありがたさを感じます。
新潟にいるりんが今どんな毎日を送っているかを思いながら、返事が届くまでの時間が、今はただ長く感じられるのでした。
「風、薫る」前週のあらすじ 「風、薫る」次週のあらすじ
「風、薫る」第17週のあらすじと史実解説
朝ドラ「風、薫る」第17週のテーマは「親子のつながり」です。
りんのモデル・大関和さんの人生にも、子どもとの距離や、離れていても続く絆という問いが通じています。
大関和が家族と離れて生きた日々
大関和さんは、ずっと家族と離れながら働き続けた人でした。
1888年(明治21年)に看護師の訓練を始めたあと、帝国大学医科大学附属病院での勤務、新潟・高田への単身赴任と、家を空ける日々が続きます。
子どもたち(息子の六郎と娘の心)の世話は、大関和さんの母・哲が担いました。
そばにいたくても仕事を選んだ大関和さんの葛藤は、新潟で暮らしながら娘・環を想うりんの姿と重なります。
子どもたちに影響を与えた母の背中
家にいる時間が少なかった大関和さんですが、子どもたちは母の生き方をずっと見ていました。
娘の大関心さんは、女子学院を卒業後、母と同じ看護の道へ進み、慈恵看護婦教育所へ進学しています。
離れていても、母の背中が娘の道をひらいていた。
この週の環と直美の物語とも、自然に重なって見えます。
大関心の死と、大関和の後悔
大関心さんは1900年(明治33年)、結核で亡くなりました。
20歳でした。
十分そばにいてやれなかったという思いは、大関和さんの後年の記録にもにじんでいます。
ドラマでりんが手紙を通じて環とつながろうとする場面には、大関和さんのそうした願いも重ねて見えますね。