朝ドラ『風、薫る』第16週「新風吹くころ」のあらすじを、各話ごとにまとめました。
放送は7月13日(月)から7月17日(金)までの5日間です。
※この記事にはネタバレがありますのでご注意ください。
朝ドラ|風、薫るのネタバレとあらすじ第16週

朝ドラ『風、薫る』の第16週「新風吹くころ」では、りんがこれまでの場所を離れ、新潟で新たな歩みを始めます。
看護とは別の形で人の役に立とうとするりんの姿と、思いがけない出会い。
東京では、文をめぐる静かなドラマも動き始めます。
「風、薫る」 第76話のあらすじ|7月13日(月)放送
りんは、長年誇りを持って続けてきた看護の仕事から、いったん距離を置くことを決意。
さまざまなことが重なり、今の自分にできることを問い直します。
りんが頼ったのは、捨松からの縁でした。
その紹介を手がかりに、新潟へと出発します。
「風、薫る」第77話のあらすじ|7月14日(火)放送
新潟に到着したりんは、女学校の舎監として迎えられます。
看護婦とはまた違う立場です。
それでも、若い女性たちの日々の暮らしを支えるこの仕事に、りんは丁寧に向き合い始めます。
慣れない土地での静かな生活が、少しずつ形になっていきます。
「風、薫る」 第78話のあらすじ|7月15日(水)放送
新潟での暮らしにも落ち着きが出てきたころ、りんの前に思いがけない人物が現れます。
新聞記者の横沢(井上祐貴)です。
偶然とも必然ともとれる出会いでした。
横沢はりんの知らないところで、すでにりんのことを知っていたようで――。
そのやりとりは、どこかぎこちなくも、不思議な余韻を残すことに。
「風、薫る」第79話のあらすじ|7月16日(木)放送
横沢との出会いは、一度きりでは終わりませんでした。
女学校での仕事を続けるりんのもとに、横沢が顔を見せるようになります。
記者という立場から物事を見る横沢の言葉は、りんにとって新鮮でした。
新潟でのりんの日常は、静かに変わりはじめています。
「風、薫る」 第80話のあらすじ|7月17日(金)放送
新潟から遠く離れた東京では、別のドラマが動いていました。
文(内田滋)の体調が優れず、床に伏せてしまいます。
その傍らで、直美が懸命に文の世話をします。
「風、薫る」前週のあらすじ 「風、薫る」次週のあらすじ
朝ドラ「風、薫る」第16週のあらすじと史実解説
「新風吹くころ」というサブタイトルのとおり、第16週はりんが新しい土地で新たな風を受ける週です。
りんのモデルである大関和さんも、実際に新潟の地で看護とは別の仕事からスタートしています。
やがてそこから、近代看護の歴史に残る活動へとつながっていきました。
看護を離れ、新潟へ向かった理由
大関和さんは、帝国大学医科大学附属病院で看護婦取締(看護婦長)という重責を担ったのち、その職を離れています。
そのあと向かったのが、新潟県の高田(現在の上越市)でした。
ドラマでは捨松の紹介という形で描かれています。
実際の大関和さんも、キリスト教や女子教育を通じたつながりのなかで、高田女学校との縁を得たとみられています。
高田女学校の舎監という仕事
大関和さんが高田女学校に赴任したのは、明治23年(1890年)10月のことです。
高田女学校は、東京の桜井女学校の分校として設けられたキリスト教系の学校でした。
大関和さんはそこで、舎監兼伝道師として働き始めます。
舎監とは、寄宿舎の生徒たちの生活全体を見守る仕事です。
看護婦として培った観察力や生活への目配りは、この仕事にも役立ったはずです。
看護の現場を離れながらも、人の暮らしに寄り添う姿勢は変わりませんでした。
知命堂病院との出会い
高田に来て間もなく、大関和さんの人生を変える出会いが訪れます。
明治24年(1891年)、高田に開業する予定だった知命堂病院の院長・瀬尾先生が、道でばったりと大関和さんに出くわしました。
大関和さんの実力をよく知っていた瀬尾先生は、病院の初代看護婦長になるよう直接依頼したといわれています。
こうした偶然の出会いが、大関和さんを再び看護の現場へと引き戻しました。
ドラマに登場する新聞記者・横沢も、この高田時代のりんの転機に関わる人物として描かれているようですね。
大関和さんが高田で過ごした6年間
大関和さんは知命堂病院の初代看護婦長として、明治29年(1896年)まで高田にとどまります。
およそ6年間、地方の医療と看護の底上げに力を注ぎました。
東京で身につけた経験を、地域のために使い続けた歩みです。
「新風吹くころ」というサブタイトルが、そのままあてはまる時期といえます。
参考文献・参考サイト