らんまん竹雄のモデルは2人いる？岸屋番頭の史実をリサーチ！

2023年4月からスタートした朝ドラ「らんまん」。

植物学者の牧野富太郎をモデルとした主人公・槙野万太郎の波乱万丈なストーリーが描かれますが、そんな万太郎をそばで支えるキャラクターの竹雄も重要な人物。

今回は、竹雄のモデルが誰なのか？候補となる実在の人物ふたりについてリサーチしてみました。

らんまん竹雄のモデルは2人！？

らんまんに登場する竹雄は、酒蔵・峰屋の当主として育てられる、万太郎を幼い頃から支え、仕える人物。峰屋の番頭・市蔵の息子として描かれています。

万太郎の姉・綾に想いをよせ、その健気さが視聴者の心をつかんでいますね。

そんなキャラクター竹雄のモデルは誰なのかリサーチしたところ、次のふたりの実在人物が浮かびあがってきました。

竹雄のモデル①佐枝熊吉

らんまん「峰屋」のモデルとなっている酒蔵・岸屋には優秀な番頭・佐枝竹蔵がおり、経営を切り盛りしていました。

佐枝熊吉は、佐枝竹蔵の息子です。

らんまんでは、番頭の市蔵のモデルが佐枝竹蔵と考えられるため、設定としてらんまん・竹雄のモデルは「佐枝熊吉」と考えられます。

実際に牧野富太郎さんが初めて上京した際にも佐枝熊吉は同行しており、その点も竹雄のキャラクター設定と合致していますね。

竹雄のモデル②井上和之助

さて、もうひとり竹雄のモデルと考えられる人物がいます。

それが井上和之助という人物です。

井上和之助は、岸屋を切り盛りしていた佐枝竹蔵の跡を継ぎ、岸屋の番頭として働きました。

牧野富太郎が上京した後、岸屋の経営を任され、富太郎の従妹・猶とともに岸屋を支えていきます。

東京で研究を進める富太郎のために、お金を工面していた岸屋ですが、とうとう資金も尽き、経営もままならなくなります。

そんな状況を知った富太郎は、井上和之助と猶を一緒にさせ、岸屋の経営や借金の一切を和之助に任せることにしました。

朝ドラ「らんまん」では、

万太郎の姉（本当は従妹）が峰屋で酒造りを担っていく展開になりそうですが、

そんな綾に想いを寄せる竹雄。

そんな状況から、

というモデル設定が推察できますね。

らんまんで登場する竹雄について、ふたりのモデル候補を挙げてみましたが、竹雄はふたりのモデルをコラボして創作されたオリジナルキャラクターなのかもしれませんね。

ちなみに、井上和之助と猶に経営を任された岸屋は、のちに人手に渡ってしまうことになります。

らんまんではどう描かれるのか、その辺も気になりますね。

⇒　牧野富太郎の生家は酒蔵「岸屋」！現在は？らんまん峰屋のモデルを調査！

⇒　牧野富太郎に姉はいない！家族構成は？らんまん綾のモデルは従妹の猶？

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らんまん竹雄役は志尊淳

らんまんで竹雄役を演じているのは、志尊淳さん。

幼い頃から万太郎のお目付け役というキャラクターですが、万太郎のそばで仕えていくうちに、万太郎のよき理解者になっていきます。

特に、当主として支えたい気持ちと、万太郎に好きなことに打ち込んでほしいという気持ちに板挟みになっている姿がとても切なく、無条件に応援したくなるキャラクターです。

綾との恋の行方も気になりますね！